一ノ瀬 秋乃

代々続く地元の名店『和菓子いちのせ』の店主で、鈴夏の母親。
ご町内の誰もが知るおっとりうふふー美人。

だが、最近は笑顔に翳りが見えることも。
夏の海バカンスで婿候補(バカ)が嫁候補(ドラゴンの王)を増やして戻ってきたのが理由。

いざという時に臆病になってしまう娘の消極性を愛おしく思いつつも、そこは女の大先輩。
「勝負に出なければいつまでも都合のいい女として扱われてしまう」
と、『いちのせ』も参加する夏祭りを上手く使うよう娘にアドバイスするが……？

基本的にため息が似合うトホホな立ち位置は相変わらず。

「ああやって武くんの天然ジゴロに丸め込まれるのよね。見慣れたやり取りだわ」