栗林 鳩子

本編のヒロインの1人。幼い少女のような外見をしているが、実は立派な大人。
彼女は海外の大学で五つの博士号を持つ世界有数の科学者。自由な研究をしていいという条件で、星海学園で教師をやっている。
星至との出会いは、星至が入学してきた今年の春のこと。彼女は星至の担任教師だったのだ。
かつては厄介な人物として周囲に敬遠されていた彼女だが、ヤルセナイザーに絡んだ一連の事件に関わるうち、自らの精神の幼さを悟り、少しずつ周囲を受け入れるようになった。
やがて自らの知性と精神のバランスを取ることに成功し、今では多くの学園生に慕われている。

現在の彼女は、星至の仕事を手伝っている。その役目は主に星至が科学的な問題にぶつかった時の相談役。
また、シャノンシャノン共同体の技術と地球の技術の擦り合わせを行っているのも彼女なので、大きな方針の決定には彼女の判断が絡む傾向にある。
おかげで何処へ行っても大人気。
趣味は可愛い格好をすること。でも、星至以外にはあまり見せたがらない。

「料理っ、そして嫁に必要なのは、味でも愛でもないっ！　必要なのは科学っ！　お前達は全てっ、この栗林鳩子の科学の前にひれ伏す事になるのよっ！」